2020年は、NHK福岡放送局が出来て、90年になるという。当時は中洲に局があった。私が4歳の時だが、わが家にラジオ受信機がきたのはその数年後だった。
福岡局の5年前、東京愛宕山でNHKのラジオ放送が始まった年に、大阪、福岡で、無線放送実験大会がおこなわれ、九州劇場(東中洲)と、大博劇場(東町)に大型受信機とスピーカーをおいて、大勢の聴衆に放送をきかせたそうだ。
当時のラジオはRCA社の真空管が数本使われており、戦中~戦後、半導体(トランジスター等)が出現まで続いた。
受信機は今の家電製品でいえば、電子レンジくらいの大きさであった。
小型と言えば鉱石ラジオで、コイルとコンデンサーを調整してヤーホンできいた。
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