2022年12月21日水曜日

東欧(スロバキア・ハンガリー・ルーマニア)の温泉

 欧州中央部のスロバキアやハンガリー・ルーマニアは、冷戦時代に旅行したのだが、観光地をゆっくり巡る余裕はなかった。

最近のテレビ「秘湯ジャーニー」で、大きな温泉が多数あることを知り、残念に思っている。

(1)スロバキア:

カラメニー温泉

スロバキアの北西部にあるカラメニー温泉。30年前に村人が井戸を掘っていた時に温泉が出てきた。
その後村人の協力で温泉池をつくり、何時でも誰でも入浴できるという野外温泉になっている。

その他の温泉観光地は、沢山存在するが、川沿いの小規模なガジャ温泉が紹介された。

(2)ハンガリー:


セーチェニ温泉

ハンガリーで最も有名な温泉といえば、首都ブダペストにある「セーチェニ温泉」。19世紀のハンガリーの革命期に活躍した自由主義貴族「セーチェーニ・イシュトヴァーン」の名前からが由来とさる。


広大な敷地内には、露天風呂が3か所、屋内風呂が15か所あり、その壮大な規模が伺える。

ネオバロック様式の豪華なテレジア・イエローの建物を眺めながら入る温泉は極上のひと時。内観もヨーロッパならではの造りが非日常をかもし出してくれる。

ヘーヴィーズ温泉湖
へーヴィースは温泉の意味

ハンガリーの「ヘーヴィーズ温泉湖」は、大きな湖全体が温泉になっている。3日で湖全体の温泉が入れ替わるほどの湧水量だという。世界で最大の温泉である。

水深2~38m」の注意書きがいたるところに貼ってある。入ってすぐに「恐怖の入浴」と相成る。浮袋が必要な珍しい温泉の入浴体験ができる。

音楽会がひらかれたり、夜間の月光浴を楽しむ客も多い。

その他の温泉観光地は多数ある。

(3)ルーマニア:

バレー・ヘラクレスの全景

ルーマニアのバレー・ヘラクレスは温泉渓谷で、大きな温泉街でる。
16世紀から王侯貴族の専用の温泉施設として作られた歴史的建築物もあるが、
王族が滅び、その後の社会主義の時代に放置され、荒廃しているものもある。

荒廃した建物


渓流の中のグロパナ・デラ・ポッド温泉
大形温泉のほかに、自然色豊な温泉も紹介された。

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