2016年10月12日水曜日

有柄銅剣

三種の神器




この中の有柄銅剣は、近年吉野ヶ里遺跡で出土し、考古学出土品として4件目あるが、その他のものも、九州・山口から多く出土している。


1)福岡県
糸島市三雲南小路遺跡より出土。51.5cm。

(福岡県)
(春日市の須玖タカウタ遺跡で、王族クラスが持つ権威の象徴とされ、握り手から刃先までが一体になった「有柄銅剣」の石製鋳型が見つかっている。2014年。)


2)佐賀県
吉野ヶ里遺跡の墳丘墓に埋葬された甕棺の一つから、ガラス製の管玉と共に有柄銅剣が発見された。45cm。
日本での出土は4例目となるが、出土状況が明らかなものとしては唯一のものである。

3)佐賀県
唐津市柏崎遺跡よい出土。明治末期。49cm。

4)山口県
長門市油谷王屋敷(向津具)遺跡から出土した弥生時代中期の細形銅剣が有柄付きである。45cm。

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