2023年2月13日月曜日

どうする家康6:松本まりかの女大鼠と人質交換のドラマ

\『どうする家康』女大鼠役 /
#松本まりか さんをピックアップ!】
大河ドラマ『どうする家康』で忍者集団を束ねる大鼠(千葉徹也)の娘のくのいち・女大鼠を演じるのは、『葵 徳川三代』以来2度目の大河ドラマ出演となる松本まりかさんです。大鼠亡きあと、服部半蔵(山田孝之)を細やかにフォローする良きパートナーになる女大鼠は、町娘から遊女、武士までどんな人物も演じきる変装の達人でもあります。

どうする家康で 女大鼠を演じる松本まりかさん。

これまでも大河では徳川三代記の千姫役、ドラマでも純情キラリ、ゲゲゲの女房などに出演。

オン年38歳だそうです。出演作によってまるで違う人のよう。

七変幻のクノイチ役にぴったりですね。



女大鼠。遊女を装って上之郷城外の見回りに城外へ出てきた鵜殿長照の家臣たちを油断させ、あっという間に殺して装束を奪って着替えた。
城の門は開いたままである。夜陰に乗じて旗竿を捧げていれば、鵜殿の家臣は、誰も見回りから帰ってきた味方だと思ってしまう。見張りの二人もたちまち殺して仲間に合図した。
すると驚いたことに、戦死者として横たわっていたはずの武士たちがゾンビのように起き上がってきた。彼らは、服部党の忍者たちで死体のふりをして息を潜めていたのだ。ただ一人だけは、運の悪いことに鵜殿の家臣に槍で一突きされてしまったが。
断崖絶壁といえどもなんのその。忍者たちは、まるでボルダリングの選手のように、スルスルと城壁を登っていき城内へなだれ込んだ。忍者の合図に呼応して、松平の家臣たちが突入した。形勢逆転だ。
追い詰められた長照は、敵の手に掛かるよりはと潔く自害した。しかし、いまわの際に残された二人の息子のことが気になり、不覚にも息子たちが潜んでいる天井をチラッと見てしまったのだ。
息子たちが天井裏に潜んでいると気づいた忍者は天井裏に殺到した。しかし、息子たちも捕らえられるよりはと、断崖から身を投げたのだ。万事休すと思われたが、忍びの一人が投げた鎖が息子の体にまとわりつき、すんでのところで生け捕りに成功した。
元康は、人質の交換を要求したが、当初、氏真は、逆族と取引はしないと突っぱね、使者である石川数正まで切ろうとした。しかし、家臣の岡部は、氏真の命に従わず刀を振り上げても切ろうとしなかった。
業を煮やして氏真自身が斬ろうとしたが、巴がそんなことだから家臣たちの心が次々と離れていくのだと厳しく叱責した。元康を始め今川家の家臣たちが次々と自分の元を離れていく事実を氏真は痛切に感じていたのだろう。ようやく人質の交換に応じた。
氏真は、交換に応じたものの、川の途中で瀬名を銃殺するつもりで家臣に合図を送ろうとしていた。しかし、寸前で幼い竹千代が「父上」と声をあげた。はっとした氏真は、命令を下す時機を失ってしまった。
無事に瀬名と子どもたちを取り戻すという殆ど実現不可能な使命を果たした服部半蔵は面目を一新し、以後元康に重用されることになる。

0 件のコメント:

コメントを投稿