この1週間は血圧が乱高下して、高い時は頭痛がはげしい。
朝起きた時は普通の血圧が、朝食後の薬を飲んだころから上がり始め、昼食後あたりが最高になり、夕食の頃は少し下がりはじめて、寝るころは普通になる。
血圧の高い時間帯は頭痛がはげしい。
老人ホームと渡廊下でつながっているK病院の主治医に診断をお願いしたが、3月7日にリハビリ運動中に失神した時の運動との関係が大きいのではないかという意見で、その運動をしばらく中止するように言われた。
その時後の薬の一部変更はあまり関係ないだろうという意見だった。
薬については、循環器内科の和白病院に相談するようにということだったので、翌日は和白病院にでかけた。
担当医の意見では、K病院が腎臓病との関係で少し薬の量を変更していたのをもとに戻すよういわれ、頭痛については、脳神経科を受診するよう手配された。
MRIによる診断の結果は、脳細胞や脳内血管などには異常がなく、左鼻に蓄膿症があるのが原因だろうといわれた。頭痛解消の漢方薬をだしてもらって帰宅した。
なぜ昼間に血圧があがり、朝夕は下がるのか、その理由は不明のままで、しばらく経過を観察するしかないようだ。
次の日、午前・午後ともベッドに寝たままTVをみて過ごしたら頭痛はあまりおきなかった。血圧を測るときの姿勢でも数値は少し変化することがわかった。また気温や気圧の変化も多少えいきょうするようだ。
寝ていれば確かに血圧が低くても脳まで血がめぐる。立ち上がれば血圧をあげなくては、脳まで血がまわらない。そのために必要な血圧上昇の幅が、老化のため大きくなって、頭痛を引き起こすのだろうか。
そうだとすると、血圧を下げる薬を飲んでいるのがおかしなことになる。医師はそこまでは言及しなかったが、つぎの機会に尋ねてみよう。
翌日歯の痛みを感じたので、歯科にでかけた。歯茎の痛む場所のレントゲンで、歯科の神経範囲よりも上の鼻の神経範囲に異常がみられるので、耳鼻科に行くようにいわれた。その足で耳鼻科にでかけた。蓄膿症の自覚はなかったが、鼻腔炎と診断され、痛み止めの薬をもらった。
完治には1週間くらいかかるらしい。花粉症の時期なので、その影響かもしれない。
その後の1週間で、頭痛も血圧の乱高下も収まってくれた。こんな経験ははじめてであった。