2012年9月3日月曜日

炭坑の記録

田川の山本作兵衛氏の炭坑記録画が世界記憶遺産となって有名になった。敗戦直後の若い頃何回か坑道に入り、採掘現場をみたことがあるので、記録画をみるとその時の雰囲気と緊張感を思い出す。


先日のテレビで、ゴッホが若い時、宣教師として炭鉱町に赴任していたころ(まだ本格的な画家志望でない頃)、坑夫の絵をかいているのが紹介された。
純真な心をもち、炭鉱夫達の貧しい生活に心を痛める宣教師ゴッホは、そこでストライキで闘う抗夫達の力になろうとする。しかし、その行為は教会の怒りを買い、やがて弟のテオの助力のもと、本格的に絵を描き始める。


何処か山本と共通した哀愁のある絵だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿