2014年11月18日火曜日

古賀市歴史資料館20周年

この前の日曜日に、開館20周年を記念して、初代、2代の元館長の回顧講演が行われた。
開館当時は図書館長と兼任で、企画展示などの予算ゼロ、女子アルバイト職員1名でスタートして、すべて個人の人脈と手作りの展示品だったという。
最近鹿部・田淵遺跡や船原古墳の馬具など発見されたが、それまでの古賀には大きな神社・仏閣・遺跡がなかったから、苦労の連続だったようだ。
企画展の資料は殆ど手元にあり、改めて整理した。
2代目石井館長の蒐集趣味による海洋漂流物・動植物、その人脈による古銭、仮面、人形などの収集品などの展示が多かったのが古賀の特徴であろう。
大宰府や宗像のような日本史に大きくでてくるものがないだけに、地区の特徴を生かした展示企画の工夫が、これからも求められよう。

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