2014年12月3日水曜日

日蒔野(ヒマキノ)という地名

福津市の福間駅東や福間南の町名であった地区が開発されて、日蒔野1丁目から6丁目に整理されたそうだ。まだネットでの地図にはでていない。
昔は四角とか両谷とよばれていた地域で、日蒔という地名はしらなかった。
福間町史などにも見あたらなかったので、古賀の美明のような創造名かと思ったが、やっと古い地図に日蒔橋という名前をみつけた。字名として存在していたのだろう。全国的にも珍しい地名だ。
中世から田畑に蒔く種籾の量で耕地の面積を表した。一段は五升蒔き、一石蒔きが石巻になったという。日蒔は一日で蒔ける田畑の広さを表したのだろうか?
この西郷川地区は戦国時代に河津氏一族が支配していた場所で、その史跡の亀山神社、正蓮寺、井原屋敷、竹尾古墳、栗島神社、深川屋敷、八龍神社などをあるいて回ったことがあるが、日蒔という地名はしらなかった。
開発の事前調査で、上西郷ニホンスギ遺跡がみつかり、亀山城関連の建物跡であることが平成22年に発表されたときの説明会には出かけた。
このあたりもすっかり住宅街に変わっているだろう。
上西郷ニホンスギ遺跡

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