2017年10月8日日曜日

認知症の進行判断:(中核症状)

中核症状は、認知症の本質的な症状であり6つに分けることができる。

  • 記憶障害
  • 見当識障害
  • 判断力障害
  • 性格の変化
  • 高次機能障害(失語・失認・失行)
  • 実行機能障害
認知症の検査では、主に記憶力テストが行われるが、見当識、判断力、性格の変化などは、詳しいカウンセリングでないと、判らない。
わが家のように、96,91才の老夫婦二人の生活では、意志の疎通がうまくいかないことが時折生じる。

お互いに、認知症のうちの大きな行動症状まではまだ現れていないが、中核症状的な現象がかなりみられる。

失認・失行・失語が一番多いが、判断力障害なども時折おきて、二人が衝突することがある。性格も少し変化して、性急で怒りっぽくなっている。
冷静に判断して進行しないようにつとめようと思い、ネットで少ししらべたら、このwebがいちばん解りやすいように思えた。

{認知症の初期症状「7つのサイン」を見抜き}
https://athome-kaigo.jp/initial-symptom-dementia


実際に「中核症状」は、初期症状として次のような形で現れる。

  • 同じことを何度も言う
  • 忘れ物や探し物が多くなる
  • 約束の日時や場所を間違える
  • 落ち着きがなくなり、怒りっぽく、頑固になる
  • 単純な仕事や計算に時間がかかる
  • 料理を焦がすなど失敗することが増える
  • 洋服に気を遣わず、同じ服ばかり着たり、だらしない恰好や季節外れの格好が増える

以上が、「中核症状」で引き起こされる初期症状だ。2項目以上当てはまる方は、認知症や前段階であるMCI(軽度認知障害)の可能性がある。

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