2023年5月15日月曜日

ネアンデルタール人とホモ・サピエンス人のDNAの差

 ネアンデルタール人は絶滅してしまったが、世界の研究者たちが、その遺骨のDNAの研究を30年間継続してた結果、最近ようやく解明できたそうだ。

遺骨のDNAは、バラバラに切れていたものを、つなぐためのソフト開発が進んで、2010年にやっとDNAがつながったそうだ。

その結果、我々現代人のホモサピエンスのDNAと比較すると、重なっている所と異なっている所があることがわかりました。

赤色はネアンデルタール人と同じ、白色はホモサピエンス人だけのDNA


専門家は、この白い部分のDNAに着目し、その主要部分をFOXP2と称して、その周辺の40万文字のDNAを比較検討した。

その結果、1か所に、AとTの差があることを発見した。



これは他の哺乳類とも同じで、ホモサピエンスだけが、Tに突然変化したことで、大脳に新領域が拡大し、言語能力がひろがり、文字の発見などで新知識が子孫に伝えられることで、現代文明を開拓できたことになったということがわかった。




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