2025年5月5日月曜日

自己浮上型リニアモータの開発50年

 JRは新幹線開発終了後に、東京大阪間を1時間で走る磁気浮上型リニアモータの開発を計画した。


そして、その試験走行路線を宮崎県に設置した。


昭和57年に、この試験走行線で、MLU001号が、時速600Kmを実現した。

九州での実験であったから、電気学会九州支部のメンバーの私も、試乗させてもらった。

なめらかな加速、減速で乗り心地は上々であったが、腕時計が磁場もれで停止していた記憶がある。


あれから50年。車両の改善や路線の建設は、幾多の試練に遭遇して、残念ながらいまだに営業運転の実現にいたっていない。

99歳になったわたしの生存中の実現はむりなようだ。

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