2025年10月29日水曜日

水害防止設備

 新宮町では、豪雨のためアクア新宮の浄化施設が水没し、応急的な復旧事業に4億3700万円かかり、長期にわたる完全機能回復までには、概算総額は約45億円の巨額の見通しという。


新宮町は山地から海まで、細長い地形であり、江戸期築造の3本の天井川が、沖田地区の牟田川に集まる。町の主流湊川にくらべると、市販の街図には名前も記入されていない程度の川である。


高い位置の天井川から想定外の短時間大量降雨で低い位置の浄化処理施設に一気に流れ込んだのであろう。水だけでなく、流木や浮遊物なども流入するので、その防御装置がなかったのだろうか?


私は千早地区の衣川の地下道化工事を調べてみていた。衣川も名前を忘れられた側溝に近い小さな川である。





当初は地下への流入口には、何も防御装置がなかったが、国道3号線バイパスが出来るときには、下図のような流木や浮遊物を防止する頑丈な金属防止網が設置されている。


河幅は同じ程度だから、この装置を設置しておけば、被害は少なくてすんだのではないかと思うのだが、素人の推測にすぎないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿