2015年7月6日月曜日

韓国の世界遺産登録

今年の世界遺産登録では、日本と韓国のバトルが世界を驚かせたようだ。
韓国の「百済歴史地区」登録には、日本も全面的に支持しているのに、日本の「明治日本の産業革命遺産」の登録に、韓国が強制労働問題で異議を出し、外相会議での合意を無視して、担当者レベルで最後までいやがらせをつづけた。
扶余にある定林寺跡(私が訪ねたときは未だ整備中だった)

しかも「百済歴史地区」の登録で、「かって韓国(百済)が日本を支配ていた事が世界遺産で認められて喜ばしい」と報道している。韓国人の学者でも、このように主張する人が多いらしい。

 私が交流してきた韓国の人たちには、一人もこんな感じの考えかたをする方はいなかったのに、ウリ民族の集団主義にたつと、極端に排他的な発言は多くなるようだ。
呉善花
韓国の呉善花(親日家)さんの説:
 日本に仏教をつたえた聖明王は、漢城時代には寺院を作れず、高句麗におされて南にのがれたので、百済人は150年間に50位の寺院しか出来ていない。しかも簡素なものが多い。
 日本は飛鳥時代の30年で46寺、その後の100年で530寺を建立している。だから奈良や京都のような豪華で文化的な寺院を韓国人がみると、これは自分たちの祖先が築いた日本文化だと、思いたくなる。日本文化への劣等感を裏返しした、優位主義ではないかと思える。

日本の学者たちからも、日本人としての主観をもった反論が期待される。


 

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