2013年3月17日日曜日

戸次道雪の誕生日

永正10年(1513年3月17日:大友家の勇将・戸次道雪が生まれる。

父は戸次親家。 戸次家は源平時代の豊国の緒方家の末裔といわれる。
 大友家の勇将として軍政両面で宗麟を支えた戸次道雪は、この日戸次常陸介親家の嫡子として豊後鎧岳城(大分市/豊後大野市)麓の藤北館で誕生しました。幼名八幡丸、のち孫次郎と称しますが、母の正法院(由布氏)は八幡丸誕生の翌年に亡くなっています。
 孫次郎は十四歳の時に元服、当時の大友家当主・義鑑の一字を拝領して戸次鑑連(べっきあきつら)と名乗りました。
ちなみに鑑連は、元亀二年(1571)・五十八歳で出家し、名前も道雪と号し、筑前立花城(福岡県新宮町)主となってからは立花道雪の名で広く知られるようになりましたが、本人は立花姓をきらいました。

道雪とは、路傍に降り積もった雪が露となって消え去るまでの間を、潔白な武士の節操に例えて名付けたものと伝えられます。
彼はその名に恥じず、七十三歳で筑後北野の陣中で病没するまで、大友家の柱石として活躍しています。

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