2016年6月18日土曜日

小牧山・長久手の戦い

本能寺の変のあと、秀吉は光秀を討ち取り、織田の跡目を継いだ。
一方家康は武田の領地を奪い、織田信雄と組んで秀吉と対決し
た。信長と同盟者だった家康は、信長の家臣だった秀吉より格が
高いという意識だった。



家康の誤算は、味方の池田恒興や森長可が寝返って秀吉についたことだ。
そこで家康は小牧山城に堅固な防衛線を作り、対峙した。
秀吉は、家康をおびき出す作戦をたて、池田や森を密に三河に送り込んだ。
家康はこの作戦を予知していて、彼らを待ち伏せし、長久手の戦いで二人とも討ち取った。
その後秀吉は長期戦に持ち込み、織田信雄と和睦をしてしまった。
家康は織田信雄の和睦で大義を失い、腹心の石川数正の秀吉への転身で、秀吉との対決をあきらめて、平和交渉のみちをえらんだ。

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