2021年2月17日水曜日

横山白虹の文学碑


                 古賀で唯一の文学碑。

横山白虹の『 影踏み乃 子が地に 置きし 蛍籠 』の句碑で、鬼王荘の前にある。
横山白虹が主宰していた『自鳴鐘』の玄界支部が古賀を中心に創られ、句会が薬王寺温泉の鬼王荘で開催されていた縁で、句碑は玄界支部の中心メンバーだった野間口氏らの発案でつくられたとか。
外科医だった白虹は、小倉で外科開業時代に『貧乏だった松本清張に出世払いで盲腸の手術をしてやった』『九州大学在学中に、川端康成らと詩の会を創り、また北原白秋らに指導を受た』『森村誠一の俳句の師匠であり彼の作品を松本清張に紹介してやった』などの逸話がある。
わたしも北九州で一度本人の文学講話を聴いたことがあるが、白虹の息子さんが九大医学部時代に家内の家に下宿していたので、家内は家庭の様子などに詳しい。
ちなみに白虹とは、月夜の光で見られる虹のことで、非常に希な現象である。この句碑の存在も殆どの市民に知られていないのは白虹と同じだ
たまに、この古賀で唯一の文学碑が、郷土史研究会や玄海塾で話題にな。 rうくらいである。

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