2015年12月20日日曜日

ブラタモリと馬出電停跡

『笑っていいとも』終了により、好評の『ブラタモリ』がレギュラー化して、今年は全国ロケとなり、ついに故郷福岡にもやって来ました。
タモリと桑木アナ


いままで高宮出身のお笑いタレントとして見ていましたが、各地のブラタモリをみているうちに、華丸大吉や前川清の旅番組とくらべると、NHKの企画も入念らしいけど、彼のすぐれた能力や話術が見えてきました。

この才能を最初にみいだしたのが、赤塚不二夫さんだったことも最近しりました。



“商人の町”博多と“武士の町”福岡の境界が、天神中央公園は福岡城の東の郭にあたりに、北側の枡形門に続いていた石垣の一部が残っています。

夏の山笠祭りの櫛田神社に代表されるの博多の歴史を、古地図や石段や高低差や道路の曲がり方で、謎解きのように解明していきます。
 また、栄西禅師が喫茶の文化を日本に伝え、中国からお茶の木を持ち帰り、聖福寺の境内や脊振山に植えたといわれています。                                    

とくに「福岡と鉄道」編では、明治中頃まで、九州で人口が5番目の町だったという福岡市ですが、それが九州一の大都市に発展するのは、路面電車や西日本鉄道、新幹線などの鉄道が果たした大きな役割を、タモリさんが探りました。
その他の鉄道ネタも満載で、筥崎宮近くの鉄塔は市電のレールを再利用したもの、 旧福岡市内線の唯一の電停跡である馬出電停(現在は路線バスの馬出通りバス停)の紹介などを詳細に訪ねました。
馬出電停時代
右の商店は母の友人の店


馬出電停跡のバス停
電停跡は路線バス専用道路上にあるためそのまま残されています。私の母の実家も、この近くだったが道路拡張のため立ち退きした。
先日20分ほど滞在して路線バスと電停跡を撮影しようとしたところ、バス専用道路のはずなのに、次々と一般車両が入ってくるので驚きました。

筥崎宮参道そば(箱崎バス停)も同様で、次々に一般車両や自転車が通過。よくみると侵入するドライバーさんは例外なく若い方です。

ブラタモリのロケ時も、西鉄の貸切バス車両ですら路線バス専用道には入れなかった訳で、侵入する一般車両の皆さんは標識を見てないんでしょうね。当然、人も自転車も通ることは禁止なので、ブラタモリのロケでも全員道路を遠回りして歩きました。

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