2021年7月24日土曜日

花火大会の季節

 やっと梅雨明けとなり、真夏がきて、花火大会の季節だ。

戦前の海軍記念日には、箱崎の海岸で大仕掛けの花火大会が行われた。真上に打ち上げるのではなく、艦砲射撃のように、40度くらいの角度で海上に向けて飛ばされていた。

打ち上げ花火の歴史は江戸時代からで、個人では徳川家康や伊達政宗などが見た記録がある。戦のない時代になり、盛大な墨田川での花火大会が浮世絵にえがかれている。



当時はまだ1700度位のため、花火がほの暗く単調に描かれている。黒田藩でも打ち上げられたか否か、手元の資料では不明だ。

明治以降は技術の進歩で2500度以上の温度となり、色彩や形状も多様化している。

ただ敗戦後はじまった大濠公園の大規模大会は去年で打ち止めとなっているのは残念だ。

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