2016年3月5日土曜日

90歳からの生き方

五木寛之の対談で、「80歳からの生き方」というのがあった。
仏語に「超横」という言葉がある。80歳を越えたら「超横」で生きよという。
親鸞のいう「超横」とは、煩悩にまみれた凡夫が、南無阿弥陀仏と称える中で、自分で称えていたはずの南無阿弥陀仏が自分の声ではなく阿弥陀仏の声と聞こえたその瞬間(『教行信証』等では「信楽開発の時剋の極促」とあります)に、煩悩を持ったままで極楽往生の正因を得た姿を言うようだ。
五木のいう「超横」とは、壁につきあたって前に進めない時は、横に道を求めよという拡大解釈である。80歳すぎて出来なくなる壁はいくつもある。そこでへこむのでなく、横に出来るものを見つけることで、新たな人生を見出せる。壁を「いなす」ことだという。
私も80歳からCGをはじめたり、FBをはじめたりした。
あと2ヶ月後の90歳からの生き方でも横超の生き方は同じで、今までの興味のあるものが行づまったら横に別の道を探すことにしよう。

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