2021年1月18日月曜日

益富城

 昨日は息子の案内で、嘉麻市の益富城祉に出かけた。


黒田藩六端城の一つで後藤又兵衛が初代城主であったが、又兵衛が出奔した後は母里太兵衛が城主となった。

天守閣などは残っていないが、天守跡、一ノ丸、二ノ丸、三ノ丸跡やクルワ、石垣、掘割跡などが入り組んだ広い山城だったことがわかる。

石垣1

掘割

石垣2

石垣3


麓の広場は自然公園になっていて、プールやテニスコートなどが整備されていたが、荒れ果てていた。

10月下旬には一夜城まつりが開かれ、城跡に一夜城が蘇るそうだ。

周辺には又兵衛の後の城主となった母里太兵衛の墓のある麟翁や、黒田藩時代の遺品を展示した郷土館や、又兵衛の名をつけた饅頭屋などがあった。

帰路に鷹取山や福智山をながめ、これで六端城をすべて周ったことになった。
太兵衛は福智山を日本一の山と賞賛していた。
石垣4

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