高美台の大神神社にお参りし、近くに住む義弟の家に立ち寄って、懇談した。
その中で、江頭淳夫(江藤淳)が、修猷館で、「夏目漱石と福岡」の話をしたときのことを、当時校長として応対した義弟から詳しくきいた。
講演前の昼食からビールをのみ、原稿なしで2時間滔々と講演し、夜の会食では強いブランデーを痛飲していたそうだ。
漱石が明治29年9月25日に、新婚旅行で福岡に来た時に詠んだ俳句。
鹹(しお)はゆき露にぬれたる鳥居哉 箱崎宮
秋立や千早古る世の杉ありて 香椎宮(句碑あり)
佐賀の江頭家の子孫であることは知っていたが、かえって系図でみると
いまの皇后の雅子さまの母の従兄妹にあたるようだ。
┏江頭範貞
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江頭嘉蔵━┫
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┗江頭安太郎 ┏江頭隆━江頭淳夫(江藤淳)
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┣━━━╋古賀博
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古賀喜三郎━━米子 ┗江頭豊
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┣━━━優美子
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山屋他人━━寿々子 ┣━━━雅子
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小和田恆 ┃
皇太子徳仁親王
漱石と福岡、そして江藤淳の酒豪ぶり。
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