2021年6月5日土曜日

昭和10年までの日本の航空路

 福岡では、1929年(昭和5年)から1936年まで、大刀洗陸軍飛行場で民間の定期便が運航されていた。

当時の航路は、国内は大阪、東京、新潟。大陸はプサン、ソウル、平壌、大連などであった。

大刀洗は福岡市街地と離れていて利便性が低かった。

当時福岡市近辺には水上機専用の福岡飛行場 (名島水上飛行場)があったが、陸上機の運用が可能な

飛行場が求められ、昭和11年に雁の巣飛行場が完成して、はじめて沖縄や台湾への航路が開設され

た。当時は国内最大の飛行場であった。

羽田にあった航空港本館の建物もまだ貧弱なものだった。



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