2021年4月5日月曜日

中国と日本

 中国と日本は、明治維新以後、日清戦争、日支戦争と2回戦い、中国人の反日感情は深い。



2次大戦後中国は毛沢東の計画経済が失敗して低迷している間に、敗戦国の日本が高度成長して世界第2位の経済大国に成長した。
日中国交が成立したあと、鄧小平による改革開放政策に対して、日本は中国の経済成長を支援するため、鉄鋼や石油などの生産技術のため500億の資金援助をだし、多くの企業が宝山製鉄などのプラント建設の技術援助をした。
途中インフレのため行きずまった中国に、さらに3000億円の民間資金を追加して、これらのプラントの建設を成功させ、今日の中国経済の立ち上げを成功させた。
当時の中国幹部はそのことを大いに感謝しているが、平成中期以後の中国幹部はこれらのことをすっかりわすれているようだ。
戦争による被害記憶は大衆のなかに100年以上残るが、技術、経済援助などは一部の人物の記憶のなかに10年程度残るだけであろう。

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