2016年5月18日水曜日

熊本地震の歴史

今回の熊本地震は、1ヶ月たってもまだ完全に沈静化していない。そして広範囲の連鎖地震であることが、次第に明らかにされてきた。
まず14日と16日に震度7が続けて発生し、多くの被害者がでた。
熊本だけでなく、大分から八代まで広範囲に、ひろがった。
これは中央構造線の断層によるものといわれた。1ヶ月間で震度1以上の余震が1000回以上に達している。
そして400年前にも、慶長伏見の連鎖地震が発生していたと、報じられた。

今日の読売新聞には、磯田道史先生がこの慶長伏見の地震の8年前に、東北地震が発生していたことを調べられ、今回も東北の5年後に熊本地震がおきたことを関連付けて書かれている。
その要旨は下記のとおり。
磯田道史の「古今あちこち」より

地震学者は確率論でしか話さないが、東北との連動となると今まであまり考えられていない現象で、中央線も直接は繋がっていないようだ。今後どのような推論がでてくるだろうか。

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