2016年5月7日土曜日

天体観測

孫の一人が、大学の部活で天体観測をやっている。
最近の観測技術を少し勉強して、話が合うように知識を」まとめた。
宇宙観測といえば光学望遠鏡がまず頭にうかぶが、現代では多様化している。
波長によって、X線、紫外線、可視光、赤外線、電波領域で、上の表のように異なる観測対象が計測される。
1)可視光
レンズの直径が大きいほど良く見える。構造は反射望遠鏡が主体で、4形式ある。
日本国内で最大は、岡山に3.8mがあるが、ハワイに最大口径8.2mの「すばる」ができた。
接合レンズでは305mのアレジボがある。

2)電波望遠鏡
1ヶの大きなパラボラアンテナ
電波望遠鏡は多数のパラボラアンテナのデータを干渉計で処理できるので、大きな径のパラボラをつくる必要がない。
干渉計

野辺山のように、一つの基地に多数のアンテナを置いたり、VERAのように、遠隔地のアンテナのデータを処理する方式もある。

3)その他 
 X線は直角では透過するので、傾斜のあるX線ミラーで反射させて集める。
X線望遠鏡
その他世界各国で計画中のいろんなものがある。


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